『さんまの名探偵』(ファミコン)
今回ご紹介するのは、1987年にナムコから発売された、ちょっと変わった探偵アドベンチャーゲーム『さんまの名探偵』だよ
「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」の第24弾として登場したこの作品、今となってはかなりレアな名作なんです

プレイヤーは、あの明石家さんまさんの助手となって、殺人事件の真相を追っていくんだけど、登場キャラがなんと実在の吉本芸人たち!

桂文珍さん、島田紳助さん、今くるよ・いくよさん、オール阪神巨人さん、西川のりおさんまで…
とにかく豪華なキャスティング
舞台も大阪のなんば花月や道頓堀、さらには有馬温泉、果ては東京の新宿まで!
実在の地名や施設が登場して、関西ノリ全開なのも魅力のひとつだよっ

ゲームはアイコン選択式のコマンドアドベンチャーで、「移動」「聞く」「捜査」などの基本操作に加えて、「どつく」「さんま」といったユニークなコマンドも登場。
「どつく」でキャラをどつけるとか、なんという関西魂…!
他にも「たたく」「まわす」「のむ・たべる」など、アクションの幅が広くて、総当たり的な選択がしにくくなってるのがポイントっ!
ミニゲームの充実
ボートレースに追跡劇、さらにはナムコの往年の名作『ギャラクシアン』をパロディにした「ギャラクシガニ」なんていう変化球まで飛び出すの!


このミニゲームをクリアすると捜査のヒントがもらえるんだけど、バッドエンドにもつながることがあって、ちょっとした緊張感もあるのがたまらない〜っ
ストーリーはというと…吉本興業の社長・吉本高行の別荘で開かれたパーティー中に、桂文珍さんが殺されちゃうんだよね

しかも金庫から「アフリカの星」という巨大ダイヤも消えていて…。

依頼を受けた探偵・さんまとその助手(つまりプレイヤー)は、証拠を集め、聞き込みをして、真犯人を突き止めるという流れになるよっ!
エンディングも実は1つじゃなくて、マルチエンディング方式!
間違った人物を犯人にしたり、証拠が足りなかったりすると、遭難したり真犯人が逃げたりと、しっかりバッドエンドも用意されてるの。

こういう作り込みも、当時のアドベンチャーゲームとしてはかなり斬新だったよね
BGMや効果音もナムコファンにはたまらない仕様で、『ディグダグ』や『ゼビウス』など、他作品の要素がこっそり混じってるのも遊び心満点♪
まさにセルフパロディの宝庫っ!
発売当時の評価も高くて、『ファミコン通信』のクロスレビューでは8・9・9・8の34点を獲得して殿堂入り
「スタート直後、何をしたらいいか分かりにくい」という声もあったけど、それ以上にキャラのアニメーション、豊富なギャグ、ミニゲームなどの工夫が評価されて、「アドベンチャーゲームに新風を吹き込んだ」って言われてたんだって!
ちなみにこのゲーム、なんと出演していた芸人さんたちの中には、自分がゲームに出ていたことを知らなかった人も多かったんだって
さんまさんも後年のTV番組で「吉本とナムコに勝手にやられた」と、ちょっと複雑な表情を見せていたことも…(笑)
今遊んでも十分楽しめる
ギャグとミステリーとレトロな関西ノリがギュッと詰まった一本だよ〜っ

ファミコンの中でも異色中の異色、笑えて驚けて、どこか懐かしい探偵体験を、ぜひ体感してみてねっ
他にも殿堂入りレトロゲーム、たくさん紹介していくから、お楽しみに〜っ
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